東日本大震災から12年
東日本大震災から12年が経ち、十三回忌のご供養をお勤めいたしました。
当時3月末に福島県、4月頭に宮城県に伺い惨状を目にして以来、これまでの12年間、各種ご寄付や現地でのボランティア等協力させて頂きました。十三回忌をお勤めする中で、干支が一順したことが強く意識されました。基本的に三・七の年にご法事がある中で「25回忌」があるのは、干支が二順という意味もあるのかな?と思いました。同じ干支が廻ってくると12年前の自分や出来事が強く思い出されます。
お亡くなりになられた方、未だ行方不明の方、合わせて22212人にもなる大災害でしたが、死は一人ひとりの出来事でありまた、ご家族、ご友人それぞれの想いがあります。私が、一々に想いを致すことは叶いませんが、数えきれないお悲しみを想いお勤めさせて頂きました。(住職)